春の花はもう店先に出せないので、屋上に移動、それでもまだまだどんどん咲き続けるポピーたち。せっかくなので、つぼみが割れた順に、切花として室内で楽しむことに。なので、毎日お花摘み。暑くなってきた今では、春のころと比べると、だんだん花の大きさが小さくなってきたのが、また、かわいらしいのですよ。
ゆりかもめに乗って、お台場で開催中のノマディック美術館へ、グレゴリー・コルベール『ashes and snow』を観に行く。ゆったりとした時間は心地よい。美術館の外の空き地には、ワイルドフラワーの種がまいてあり、現在は満開。

店先で、咲き終わった花の花がら摘み。このあいだから日差しが急に強くなってきたので、母に支給された帽子を被る。春の花から夏の花にかわってきたなあと思う。妙に夏らしい気分になったのだが、どのへんが夏らしいのかなあ、などと思いつつ、夏ってなんだろうなあ、と思った。
洗い物や掃除もせずに、わりと朝早く家を出たので、しかも天気のよい休日、なんとなく人手が必要な予感がして、さっさと家に帰ると、ご近所の方からいただいたというサヤ入りグリーンピースの山が待っていた。先日の潮干狩りのおかげでアサリ御飯が続いたところ、今度は豆御飯とは、幸せいっぱい、腹いっぱい。砂糖抜き生活も昨日で終了したけれど、お家で作った食べ物は、やっぱり美味しい。そしてなにより、作ることは楽し〜い。
「江戸の園芸について書かれたページに、浮世絵が載っていて、そこに出ている女の人の着物の柄に、鳥のような模様がついていて、文様事典を見てみたら『ふくらすずめ』と書いてある」という話をオーナー(父)から聞き、さっそく見せてもらい、真似して描いてみる。漢字では「脹雀」、「福良雀」とも書くらしい。「福良む」のは縁起がよろしいとか。メタボちゃんには朗報ですね。
愛用している継ぎはぎだらけの東海道五十三継ぎバッグに、新たな継ぎを当てる。ちょうどはぎれがあったので、この度は千鳥の継ぎもあり。生き物が入ると、なんだか楽しいかんじになってくる。ちい、ちい、ちい。千鳥といえば『智恵子抄』。本棚を見たら、なぜか2冊ある、両方とも新潮文庫。ひとつは昭和32年、もうひとつは平成9年。値段も違う、60円と400円。活字も違う、古い方にある旧字体が、新しい方だと直されている。紙質も違う、ぱらぱらめくった感じが、古い方はやわらかい。表紙のカバーも違う。内容はほとんど同じなのだけれど、やっぱり全然違う。
崖っぷちから下りてきて浜へ出る手前で、クワの木を発見、実はまだ黒くなくて赤い。クワの実といえば童謡「赤とんぼ」、作詞は三木露風、作曲は山田耕筰。露風ではないが、最近お気に入りの北原白秋。図書館で借りた童謡集に載っている『祭の笛』の中の「学問のうた」というところにある詩。言葉
言葉はかはい、
綺麗な魔物、
小さな魔物、
生きてる魔物、
ひィとつひィとつかはい。
(中略)
言葉はをどる。
不思議な小人、
三角帽子の小人、
ちんから、ちんから、囃して、
ひィとつひィとつ踊る。
我が家族は自称・房総族であり、ちょうど今頃は、潮干狩りシーズン。というわけで、潮の塩梅がよい定休日をねらって、富津へ潮干狩り。そして、いつものように、いろいろ寄り道。大貫漁港の横に、ハマヒルガオの咲いている浜辺があって、その後ろに控えている崖っぷちの上の方へ登ってみようということで、こんもりとした草深い道を、家族四人で黙々と進む。鶯の声と波の音、風で草木がこすれる音などが、聞こえたり聞こえなかったりしながら、いちおう頂上と思われるところへ出たのでなんとなく満足、元来た道を引き返す。行きはだいぶドキドキしながら進んだので、まわりを見る余裕もなかったが、帰りはけっこういろいろなものを発見。ヘビイチゴがあったと思ったら、すぐそばに、ヘビの脱皮した皮もあった。

布ナプキンの素材、以前からちょっと気になっていたオーガニックコットンの布を福猫屋で購入してみたところ、予想以上でびっくり、ふわーっととろけるような気分。ネルとベルベット、どちらもよいのですが、ベルベットは特にすごい。そして、ついでに入手したオーガニックコットンの縫い糸、こちらなんかはもっとびっくり、圧倒的。何なのでしょう、なんだか不思議な気分。
ダイレクトメールを出してから一ヶ月くらいのあいだは、来店したお客様にプレゼントを配ることになっていて、母の日の場合は、貝殻とビーチグラスの詰め合わせ「小さな海セット」というのが恒例。というわけで、房総の浜辺で拾ったお宝の貝殻やビーチグラスを引っぱり出して、詰め合わせを作る。これがけっこういろいろ悩んだりして時間がかかる、しかもうっとりしながらなので、ますます作業は進まない。貝殻をひとつひとつ手のひらにのせて、ひっくり返して、またひっくり返して、とかしてみたりして。楽しいことが多いもの考えものである。
なんだか手のひらがいつもとちがう、何だろうなあと思っていたら、気がついた。畑で鍬を使ったからか、手のひらが筋肉痛。普段は出っ張っていないところが、なんだかぽっこりしている。こんなときだと、中也の言う『「手」という名辞を口にする前に感じている手』というかんじがよくわかる、ような気もする。こんなところにも、畑マジックがあったとは。。。そう、間引かれ人参の葉っぱ染め、媒染をかえるとこんなに色がちがう。同じ絹の絽の着物を解いた布で、左は重曹、右は鉄。
畑でいただいてきた間引かれ人参の葉っぱつき、まずは泥を落として、新芽の柔らかそうなところを選んで晩御飯の天ぷらに。その後、そそくさと台所を片付け、残りのごっつい葉っぱで染め物。第1号は、なにかないかなあと見渡して目に付いた、普段使っている白っぽいスカーフ。これは、絹の絽の着物を解いて適当につないで作ったもので、シミやらほつれやらでけっこうボロボロの代物。くすんだ緑色の葉っぱの煮汁に漬けた後、重曹を溶いた水に入れたところ、みるみるうちに明るい黄緑黄色に変わっていく。次に見つけたものは、絞り染めの準備ができたままほったらかしになっていた、さらしのはぎれ。ビー玉や小石を入れて輪ゴムで止めて、あとは染めるのを待つばかりという状態。これは薄い黄色に歪な輪っか模様となる。最後に布ナプキン、縫っただけで染めてない状態のもの2枚が出てくる。こちらは素材が無漂白コットンネル、薄い黄緑黄色に変身。葉っぱはまだまだ残っている。もっと染めるものないかなあ、きょろきょろきょろ。

本日、あこがれの畑デビューを果たす。上総一ノ宮まで電車に乗って行ったのですが、行徳といえど同じ千葉県民、思いのほか近いような気分。落花生を植えたり、麦に鳥よけの網をかけたり、雑草を抜いたり、ちょこっと収穫させてもらったり。そして、なんと、お土産つき。玉ネギ、カブ、間引かれた葉っぱつきの人参、そして、皮ごと食べられてしまうほどやわらかいそら豆。人参の葉っぱは染め物に使えるとのこと、たくさんいただいてきてしまいました。楽しいし、美味しいし、最高です。
うらたじゅんさんの描いた「万力のある家」周辺地図を、ミユル堂の雑貨部長さんにいただいてしまいました。とっても素敵な宝の地図です。もったいないくらいです。拡大してお見せしたいところですが、許可をいただいていないので、ミニミニ斜め版です。
委託販売先のミユル堂が載っているというフリーペーパー「meeV」の創刊号、ミユル堂にお願いして送っていただいたものが手元に到着。都内のam/pm、shop99、その他に置いてあるとのこと。手前にあるのは海で拾った石、貝殻が半分埋まっていて、なんだか格好もおもしろい。ちょうど、母の日DMをご持参の方へ渡すための「小さい海セット」をつくるべく、貝殻やらビーチグラスやらの入った箱をひっかき回していたところだったので、記念にパチリ。
なんと、気がついたら昨日は立夏。こちらの稽古着、夏用の薄手のものをということで、依頼を受けたもの。ちょうど見つけた布の、裏側の方がなんとなく気に入ってしまい、本来の布の裏表を逆にして、裏が表になるようにして仕立てる。まだアイロン前なのでしわしわしてますが、ちょっと絽っぽい感じの透け加減。羽織ってみると、なんだかほわっとしていて、なかなかよい気分。
ひょんなところで宿題出まして、さっそく作文、苦手な作文。手元にゃ、ちょーど図書館で、借りてきました白秋の、童謡集がありました。ぱらぱらめくりつ、音読しつつ、さあてと、さっそくやったろか。・・・ってなわーけーで、できてしまった「タミイ」の詩、さっそく綴じましょ、ご本にしましょ。あれあれ、なんだか続きが浮かんだ、さっそく足しましょ、ページを足しましょ。おやおや、またまた続きが浮かんだ、足しましょ足しましょ、ページを足しましょ。気づいたときにゃあ、タミイは死んで、おばけになってお散歩してる。新聞小説の一節を別の形に作文し直すという宿題だったのですが、妙にふくらんでしまった。はあ〜、おもしろかった。
先日、「ブルーベリーの花を食べたらおいしかった」という話を聞く。うちの屋上にあるブルーベリーもちょうど花が咲いていたので、さっそく試食。果実になる部分は残して、白い花びらだけとって、パクリ。たしかにおいしい。
母の日に向けて、恒例のダイレクトメール作戦。数ヶ月前に買い換えたコピー機の使い方がわからず、紙詰まりの直し方で妙に手間取る。やっぱり機械も邪慳に扱ってはいけないなあと反省。手書き原稿をコピーした後は、手作業で色付け、手作業で送り主シール貼り、そして手書きで宛名書き。活字だらけのダイレクトメールと差をつけるには、やっぱり手作業が一番なのではあるが、さすがに約350枚となると、なかなか大仕事。
和裁教室。前回の浴衣では、総布量が少なかったので、できるだけ丈が長くなるように揚げをなしにしたのですが、今回のポリエステルの単では揚げもあり。肩山を決めた後に裾で布目をそろえたので、布のゆがみを揚げで調整するとのこと。身頃の前後左右で4ヵ所を、ヘラでつけたしるしどおりに縫うのですが、こんなでいいのかなあと思うくらいに縫いこむ巾がいろいろ、しかもまっすぐでない。でも、縫い終わるとぴったり収まる。なんとも不思議なテクニックです。






